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Discipline 02 — Structural Engineering

構造エンジニアリング

DINETTは、構造物が建つ前の計算と建った後の状態を同じ基準で扱います。設計段階の構造検討と公認技術士の押印から、竣工後の法定点検、老朽構造物の補強設計まで、一つのチームが一貫して担当します。

  • 構造検討 · 強度計算
  • 技術士検討 · 構造設計 · 耐震
  • 構造診断 · 安全点検 · 補修補強
  • 法定資格に基づく押印
Overview

安全は署名によって
完成します

構造分野の成果物は、誰かが責任を持って署名して初めて効力を持ちます。DINETTは建築構造技術士と土木構造技術士が自ら検討し押印する体制を運用し、計算の正確性だけでなく許認可手続き上の有効性もあわせて確保します。名義だけを貸す形式的な検討は行いません。

また、構造検討を解析組織から切り離しません。通常の構造計算では判断が難しい非線形挙動、動的荷重、複雑な形状はエンジニアリングシミュレーションチームが即座に支援し、現場状態の確認が必要な場合は試験・計測チームが非破壊検査と実測データを提供します。

老朽構造物については、診断結果を等級判定で終わらせず、補強工法ごとのコスト・工期・使用性への影響まで比較し、発注者が実際に意思決定できる形で報告します。

0単一組織で提供する構造サービス項目
技術士建築・土木構造技術士が自ら検討・押印する体制
KDS 41最新の耐震設計基準と改訂内容を常時反映
Service Catalog

3つの能力クラスター、18の構造サービス

構造物のライフサイクルを基準に能力を区分しました。設計前の計算、許認可時の公認検討、供用後の診断と補強 — 各段階で求められる判断の性質と責任の重さが異なるためです。

CLUSTER A

構造検討 · 強度計算 · 設計検討

01 — 03

設計案が荷重に耐えられるかを計算し、耐えられるならどれだけ余裕があるかまで算出します。過剰設計による資材の無駄と、過小設計による危険を同時に取り除くことがこの段階の目的です。

01

構造検討 · 構造計算Structural Review & Calculation

建築物や商業・産業施設の自重、積載荷重、風荷重、地震荷重に対する力学的安全性を精密に解析し、許認可提出用の構造計算書を作成します。基準適合の判定にとどまらず部材ごとの安全余裕率もあわせて提示し、設計変更や設備増設時に活用できる根拠を残します。

主な検討項目
  • 固定荷重 · 積載荷重
  • 風荷重
  • 地震荷重
  • 積雪 · 温度荷重
  • 荷重組合せの検討
  • 構造計算書の作成

荷重分析 · 構造計算書 · 許認可提出

02

非構造部材の検討Non-Structural Components

天井材、カーテンウォール、設備配管、パーティションなど、地震時に落下・転倒のおそれがある非構造部材の耐震定着と構造安全性を評価します。実際の地震被害の多くが非構造部材で発生することから、別途の管理が必要な領域です。

非構造部材 · 耐震定着 · 落下危険

03

強度計算 · 設計検討Strength Calculation & Design Review

部材ごとの許容応力と断面強度を算出し、既存設計案の問題点を施工前に洗い出します。資材削減の余地と最適な強度を同時に検討し、安全性と経済性のバランスを見出します。

断面強度 · 許容応力 · 資材の最適化

構造図面、荷重組合せ図、曲げモーメント曲線を示した構造検討イメージ
CLUSTER B

公認技術士の検討 · 構造設計 · 耐震

04 — 09

法的効力を持つ検討です。許認可機関が求める資格要件と書類様式を満たすと同時に、形式的な押印ではない実質的な技術検討を行います。

04

建築技術士の検討Licensed Architectural Engineer Review

公認の建築構造技術士が施工図面と構造計算書を検討し、許認可用の署名・押印を行います。安全性検討報告書の発行から審議での質疑対応まで、同じ技術士が担当します。

建築構造技術士 · 押印 · 審議対応

05

土木技術士の検討Licensed Civil Engineer Review

擁壁、土留め、橋梁、道路、掘削工程など、土木構造物の土圧と地盤との相互作用を公認の土木構造技術士が検討します。地盤条件が結果を左右する業務は、社内の土木チームと共同で実施します。

土木構造技術士 · 土圧 · 地盤相互作用

06

機械構造 · 設計コンサルティングMechanical Structure Consulting

産業用装置、フレーム、配管サポート、圧力容器など機械構造物の動的・静的な荷重支持能力を評価し、最適設計をコンサルティングします。

機械フレーム · 配管サポート · 圧力容器

07

建築構造設計Architectural Structural Design

RC、鉄骨(S造)、SRCなど工法別に、新築・増築・大規模修繕建築物の総合構造図面の作成と工学設計を行います。

RC · S造 · SRC · 新築 · 増築 · 大規模修繕

08

土木構造設計Civil Structural Design

地下施設物、暗渠、地下車道、仮設構造物など、鉛直・水平荷重を受ける土木構造物の精密な詳細設計を担当します。

地下車道 · 暗渠 · 仮設構造物

09

耐震設計Seismic Design

最新の建築物耐震設計基準(KDS 41)を満たす耐震壁の配置とダンパー、免震・制震装置の統合設計を行います。必要に応じて応答スペクトル・時刻歴解析を並行して性能を検証します。

KDS 41 · 免震 · 制震 · 耐震工法

CLUSTER C

構造診断 · 安全点検 · 補修補強

10 — 18

既存構造物の現状を定量化します。外観調査、非破壊試験、構造再解析を組み合わせて等級を判定し、残存寿命を延ばす方法を設計します。

10

精密安全診断Detailed Safety Diagnosis

施設物安全法の基準に基づき、老朽化、ひび割れ、変形、重量物設置による構造物の安全等級(A~E)を精密に診断します。外観調査、材料試験、構造再解析をすべて反映します。

安全等級 · 老朽化 · ひび割れ測定

11

安全点検(定期 · 随時)Safety Inspection

外観調査と非破壊試験(超音波・反発硬度)により構造状態を確認します。リモデリングや用途変更前の構造安全性点検にも適用します。

外観調査 · 非破壊検査 · 用途変更

12

定期安全点検Statutory Periodic Inspection

第1・2・3種施設物の法定半期ごとの定期安全点検を実施し、韓国国土交通部の施設物統合情報管理システム(FMS)の報告書作成と登録を支援します。

法定点検 · 第1・2・3種施設物 · FMS登録

13

耐震性能評価Seismic Performance Evaluation

既存建築物の地震に耐える能力を第1段階・第2段階に分けて検証し、必要な耐震補強の範囲と規模を算出します。評価段階の選択が補強予算を左右するため、事前協議を重視しています。

第1・2段階耐震評価 · 補強範囲の算出

14

建築物の補修補強Repair & Structural Retrofit

診断結果を根拠に補強工法を設計します。工法ごとに確保できる性能、工事費、工期、使用中の制約が大きく異なるため、単一案ではなく比較表の形で報告します。施工後の性能確認計測まで連携して実施できます。

主な補強工法
  • 炭素繊維(CFRP)補強
  • 鋼板補強
  • 断面増設
  • エポキシ注入によるひび割れ補修
  • 鋼製ブレース補強
  • 基礎補強 · アンダーピニング

工法比較 · 概算工事費 · 事後検証

15

安全診断コンサルティングDiagnosis Consulting

火災・浸水などの災害発生後の損傷程度を評価し、紛争対応やリモデリングに最適化した技術アドバイスを提供します。第三者検証が必要な案件にも対応します。

災害損傷 · 紛争アドバイス · 第三者検証

16

建設安全点検 · 診断Construction Site Safety

工事現場の仮設構造物(支保工、足場)の安全性と隣接建物への影響評価を行い、建設技術振興法に基づく定期安全点検を担当します。

仮設構造物 · 隣接建物への影響 · 現場安全

17

施設安全点検 · 診断Facility Safety Inspection

プラント、工場、地下空間、擁壁・斜面など産業・公共施設物の危険要因を洗い出し、持続可能な維持管理計画を策定します。

工場 · プラント · 斜面 · 維持管理

18

子ども施設の安全点検 · 診断Children’s Facility Safety

子ども向け遊具施設や幼稚園・学校施設の構造安全性、衝撃吸収材の性能、施設の詳細規格を点検します。

遊具施設 · 学校 · 幼稚園 · 安全規格

ひび割れ調査範囲、安全等級、補強断面を示した構造診断・補修補強イメージ
Reference

判定基準と点検体系

発注担当者から最もよく寄せられる2つの質問 — 自社の施設はどの等級か、いつ何をすべきか — に関する基準です。

施設物の安全等級判定基準

等級状態と措置
A(優良)問題点のない最良の状態。通常の維持管理のみ実施
B(良好)補助部材に軽微な欠陥。耐久性向上のための補修が必要
C(普通)主要部材に軽微な欠陥、または補助部材に広範な欠陥。簡易な補強が必要
D(不十分)主要部材に欠陥が発生。緊急の補修・補強と使用制限の検討が必要
E(不良)主要部材に深刻な欠陥。即時の使用禁止と改築の判断が必要

※ 韓国「施設物の安全及び維持管理に関する特別法」の基準。実際の判定は、部材ごとの状態評価と安全性評価の結果を総合して決定されます。

点検 · 診断の種類別の適用

区分主な内容
定期安全点検目視調査を中心とした定期点検。法定周期に従って繰り返し実施し、FMSに登録
精密安全点検外観調査に簡易な測定・試験を加えて状態を評価
精密安全診断材料試験と構造解析を含む最上位の診断。安全等級の判定と補修・補強案の提示
緊急安全点検災害・事故の発生直後、または管理主体の判断により即時に実施
耐震性能評価既存構造物の地震抵抗能力を検証。第1段階(予備)/ 第2段階(詳細)に区分

自社の施設がどの種別(第1・2・3種)に該当し、どの点検が義務かを確認したい場合は、施設の種類と規模をお知らせください。適用法令と点検周期を整理し、無償でご回答します。

How We Deliver

業務プロセス

新設構造の検討と既存構造の診断は入口が異なりますが、判定根拠を文書に残し、公認技術士が最終確認するという原則は同じです。

図面、既存の構造計算書、竣工書類、点検履歴を確認します。資料が失われている場合は、現場実測と非破壊調査で部材情報を復元します。
  • 確認事項:竣工年、構造形式、用途変更の履歴、増築の有無
  • 成果物:現況調査結果、検討範囲とスケジュールの提案
外観調査、ひび割れ・たわみの測定、反発硬度・超音波などの非破壊試験、必要に応じてコア採取を行い、実際の材料強度と損傷状態を確認します。鉄筋の配筋探査と中性化深さの測定もあわせて実施します。
  • 確認事項:コンクリートの実強度、配筋状態、ひび割れ幅・進行の有無
  • 成果物:現場調査野帳、損傷図、材料試験成績書
実測物性を反映した構造モデルで、現在の荷重抵抗能力を算出します。必要に応じて非線形・動的解析を適用し、極限条件での挙動まで確認します。
  • 確認事項:部材ごとの安全率、地震荷重に対する余裕、脆弱な層・部材
  • 成果物:構造計算書、耐震性能評価結果
安全等級または適合可否を判定し、補強が必要な場合は工法ごとの性能・コスト・工期・使用制約を比較した代替案を提示します。
  • 確認事項:供用中の施工可否、予算の範囲、目標性能
  • 成果物:等級判定書、補強工法比較表、概算工事費
公認技術士が最終検討のうえ署名・押印し、法的効力を持つ報告書を発行します。許認可提出と審議対応まで担当者が同行し、補完要求には追加費用なしで対応します。
  • 確認事項:提出様式、審議スケジュール、FMS登録の要否
  • 成果物:押印済み報告書、許認可提出書類、審議対応記録
補強施工後に性能確認計測を行い、今後の点検周期と重点観察部位を整理してご提供します。常時計測が必要な構造物には、モニタリングシステムの構築まで連携します。
  • 確認事項:補強効果の実測値、再発のおそれがある部位
  • 成果物:事後検証結果、維持管理計画書
Deliverables

ご提供する成果物

  • 構造計算書 — 荷重組合せ、部材検討、安全率を明記した計算文書
  • 技術士押印の検討報告書 — 許認可提出が可能な法的効力を持つ文書
  • 耐震性能評価書 — 段階別の評価結果と補強が必要な範囲
  • 安全診断報告書 — 安全等級の判定根拠と損傷図
  • 補強設計図書 — 工法比較、詳細図、数量および概算工事費
  • 材料試験成績書 — 非破壊試験およびコア強度試験の結果
  • FMS登録資料 — 法定点検対象施設物のシステム登録書類
  • 維持管理の提案 — 今後の点検周期と重点観察部位
Sectors We Serve

適用対象

対象代表的な業務
オフィス · 商業施設新築の構造検討、リモデリング時の耐荷力評価、設備増設の検討
共同住宅構造設計、耐震性能評価、瑕疵・ひび割れの原因究明
工場 · プラント機械基礎、配管サポート、クレーン走行梁、斜面・擁壁
公共施設物第1・2・3種の定期点検、精密安全診断、FMS登録
学校 · 子ども施設耐震補強、遊具施設の安全点検、通学路の構造物
建設現場仮設構造物の検討、隣接建物への影響評価、掘削の安全
老朽建築物災害後の損傷評価、補修補強設計、紛争の技術アドバイス

構造検討中に通常の計算では判断が難しい案件が発生した場合、別途契約なしで社内のシミュレーションチームによる精密解析と試験・計測チームの現場データが即座に投入されます。地盤が関わる業務は土木チームが共同で検討します。

構造安全は、判断が必要な
タイミングでご相談ください。

建物の種類、検討目的、図面の有無をお知らせいただければ、公認技術士が検討範囲とスケジュールを直接ご案内します。図面がなくても現場調査で復元できます。