風洞実験 · 風環境設計Wind Tunnel Test & Design
風洞実験の目的、模型の縮尺、計測地点を設計し、実験結果を設計に反映する全過程を管理します。歩行者の風快適性基準への適合性評価や、防風壁・キャノピーなどの低減案の効果実証も含みます。
実験計画 · 風快適性 · 低減案の実証
解析は仮定から始まります。計測はその仮定を事実に変えます。DINETTは風洞実験と非破壊検査、騒音振動・空気質・アスベスト調査を自社で直接行い、解析モデルを補正するとともに、図面にない現場の実際の状態をデータとして把握します。
DINETTが計測組織を社内に置く理由は明確です。解析と計測を別々の会社が行うと条件が食い違い、結果が合わないときに原因を究明できません。同じチームがモデルをつくり、同じチームがセンサーを取り付けてこそ、二つの結果が対話します。
計測結果は単なる数値の一覧として提出されることはありません。法定基準との比較、時間による変化の傾向、異常値の発生原因まで解釈可能な形に整理し、発注者が次の措置を決められるようにします。
また、一度の計測では判断が難しい案件には常時計測システムの構築をご提案します。構造物の挙動や室内環境は、特定時点の値よりも変化の傾向のほうが多くを語るからです。
計測対象が構造物か、材料か、環境かによって、必要な機器や資格、法的手続きが異なります。
縮尺模型に実際の風を当てて性能を確認します。外観が非定形であったり周辺建物の影響が複雑な場合、数値解析だけでは確信しにくい結果を実験が確定させます。
風洞実験の目的、模型の縮尺、計測地点を設計し、実験結果を設計に反映する全過程を管理します。歩行者の風快適性基準への適合性評価や、防風壁・キャノピーなどの低減案の効果実証も含みます。
実験計画 · 風快適性 · 低減案の実証
高層建築物の外装材設計用の風圧係数と、構造全体の風荷重を実験で算定します。基準風圧を一律に適用する場合より合理的な値が得られ、外装工事費を削減できるケースが多くあります。
外装材の風圧係数 · 構造風荷重 · 審議対応
橋梁、タワー、屋根トラスなど特殊構造物の空力不安定現象(ギャロッピング・フラッター・渦励振)を検証し、制振対策を検討します。
橋梁 · タワー · 空力不安定 · 渦励振
構造物を損傷させずに内部状態を確認し、人が滞在する空間の環境を法定基準と照合します。安全診断、許認可、苦情対応の根拠となる一次データです。
構造物を損傷させずに内部欠陥と実際の強度を確認します。竣工図書がなく部材情報を復元する必要がある場合や、溶接品質の客観的な検証が必要な場合の中核的な手段です。検査方法は材質と欠陥の性質に応じて選択します。
UT · MT · PT · 反発硬度 · 配筋探査
生活騒音・振動の規制基準への適合性を測定し、周波数分析と時系列分析で発生源と寄与度を分離します。単なる数値の羅列ではなく、「何が原因で、どこを直すべきか」に答えることが目的です。
規制基準 · 周波数分析 · 発生源の診断
室内空気質(微小粒子状物質・VOC・ホルムアルデヒドなど)を測定し、データを診断します。常時測定システムを構築し、改善効果を継続的に検証することもできます。
室内空気質 · 常時モニタリング · 改善の検証
老朽建築物の解体前に法的に義務づけられたアスベスト調査から、試料分析、リスク評価、解体・除去工事の監理、竣工後の維持管理まで全過程を担当します。
法定調査 · 試料分析 · 解体監理
計測の信頼性は計画段階で決まります。どこを、いつ、どのような条件で測るかが、結果の意味を左右します。
| 対象 | 代表的な業務 |
|---|---|
| 超高層 · 大規模建築 | 風洞実験、外装材の風圧、竣工後の挙動モニタリング |
| 橋梁 · 特殊構造物 | 構造物の風洞実験、空力不安定の検証、制振対策 |
| 建設現場 | 隣接建物の計測、発破・杭打ちの振動、仮設物の検査 |
| 工場 · プラント | 溶接部のUT/MT/PT、設備の振動診断、作業環境の騒音 |
| 共同住宅 | 床衝撃音・設備騒音、室内空気質、ひび割れ進行の計測 |
| 老朽建築物 | アスベストの調査・解体監理、コンクリート強度、配筋探査 |
| 精密産業施設 | 半導体・研究施設の微振動、クリーンルームの環境計測 |
計測結果が解析結果と異なる場合は、原因が究明されるまでシミュレーションチームと共同で検討します。データの不一致をそのまま報告しないことが原則です。構造安全の判定が必要な場合は、構造エンジニアリングチームが技術士の検討へとつなげます。